私達は買い物や外出先でのお店の検索など、多くの機能をアプリやブラウザで利用することができます。ただこれら公開されているアプリなどは多くの人に向けた汎用的なもので、自分好みでは無いと感じたことはありませんか?
そんな人にオススメなのはAPIの利用です。今や多くのアプリやブラウザの機能をAPIとして公開されています。
本記事では、多くのAPIの中から、Yahoo! JapanのAPIを利用するための手順を紹介します。
APIって何?
APIは、「Application Programming Interface」の略称です。単純ですが直訳するとアプリケーション(Application)をプログラミング(Programing)するためのインターフェース(Interface)ですね。
APIには、公開する人と利用する人がいます。各々がどのような意図を持って公開・利用しているのかを考えてみましょう。
APIを公開する人は、ソフトの機能を外部から利用できるようにすることで、多くの利用者が公開された機能を使ったソフトを作り、広く普及することが目的です。
APIを利用する人は、公開された機能を利用し付加価値を生み出すソフトを作ることができます。
YahooのAPIで何が出来るの?
現在(2022/3/30)時点のYahoo JapanのAPIは以下があります。
- Yahooショッピング
- YOLP(地図)
- テキスト解析
- 求人
- ニュース ※利用には制限があります。(https://news.yahoo.co.jp/newshack/information/comment_API.html)
上記の中では、せどりやショップ等で利用もされやすいYahooショップの機能の紹介をします。
商品情報取得API
このAPIはYahooショップで購入する人に向けた機能が公開されています。利用できる機能は以下です。
- 商品検索
- カテゴリランキング
- キーワードランキング
- 商品レビュー検索
- カテゴリID取得
- ポイントキャンペーン検索
- 商品検索(商品詳細)
私がせどりをしていたときは、商品検索、カテゴリランキング、キーワードランキングを他のソフトのAPIと複合して利用していました。
ストア運営をサポートするAPI
このAPIはYahooショップ上に自分のショップを開いている人の管理をサポートをする機能が公開されています。利用できる機能は以下です。
- 注文処理
- 商品の登録・情報更新
- 在庫の照会・情報更新
- 商品画像の編集
- ストアカテゴリの登録・編集・削除
- 出品管理
- カスタムページの参照・編集・削除
- 問い合わせ管理
- 店舗在庫の照会、編集、削除
せどりの延長で、Yahooショップにお店を作った場合、注文処理、商品、在庫の確認が出来るとより、作業にかかるコストの削減が出来るようになります。
導入手順
ここからは、Yahoo JapanのAPIを使うように出来るまでの手順を紹介します。
Yahoo! JAPAN IDの取得
- Yahoo! Japan IDを持っていない場合、ココに移動してください。
- 携帯番号を入力し[次へ]をクリック。
- 入力した携帯番号に確認コードが送られてくるので入力をし、[確認する]をクリック
- 以下画面の各項目の入力を行います。
- 以下画面の[登録する]をクリックする。
以上でYahoo! Japan IDを取得できました。次は、アプリケーションを登録します。
アプリケーションを登録
- 取得したYahoo! Japan IDでアプリケーションIDを発行します。
- APIの利用用途に沿った項目の選択をします。
- アプリケーションの利用者情報を選択
- 個人情報授受にかかる確認事項の入力を行います
- アプリケーション名称を入力します。名称は特に重要ではありません。
- ガイドラインに同意し、[確認]をクリック
以上で、アプリケーションIDの登録は終了です。これでAPIを利用することができます。APIに関するドキュメントを読み様々な機能を作ってみましょう!
まとめ
- Yahoo! JapanはWeb APIを公開している
- 公開されているAPIを利用すると、Yahooショップや地図などの利用が出来る。
- 導入の手順は
- Yahoo! Japan IDの取得
- アプリケーションの登録
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